10月2日(木)引き続き天気が悪い 曇り

最近なかなか時間通りに起きれなくて困る。
1時間もあればご飯を食べてお弁当を詰めてなどなど用意はできるので遅刻はないけれど。起きれないんじゃなくて起きたくないだけ、ずっと。
ここ2~3日、朝も夜もスピッツのアルバムを流しっぱなしにしてる。隣に響かない程度の音で流れる、君が思い出になる前に。

君が思い出になる前にもう一度笑って見せて

スピッツの曲はどれもこれも、平等に、優しく心をダメにする。

授業はあまり居眠りをしなかった。公衆衛生の新しい講義がとてもつまらない。我慢している。
隣の席の女の子がロングスカートをはいていて、チラチラ覗く素足がツルツルと白くて綺麗だった。授業のあと何のカミソリを使ってるのか聞いたら笑って教えてくれた。


わたしはやっぱりだめなもので、情けないもので、暇さえあれば好きだった人のことを思い出している。ひとつひとつ、叶わなかった約束を思い出している。自由が丘にあるおいしいモンブランのお店に行こうねと言ってくれたこと、新宿御苑をブラブラしながら歩こうかと誘ってくれたこと、冬にまた映画を観に行こうねと約束したこと。好きだったところと嫌いだったところを交互に思い出している。
もう顔も声も薄ぼんやりとしてるのに、してくれたこと、話してくれたこと、少しの約束たちはいつまでもハッキリとしていて、それがなおさらどうしようもない気持ちにさせる。写真を全部消してしまってよかった。

君が思い出になる前にもう一度笑って見せてなんて言わないけれど、思い出になっていつまでも残るのは勘弁して欲しい。もう許して欲しい。